Hito-Shinaについて

着物生地を使って、世界にひとつだけの服を作っています。

I make only one cloth made of kimono fabric, you’ve ever seen in the world.

一本の糸に導かれるように、時代を越え名前も顔も知らない創りての染織の世界に魅せられています。

一枚の布や着物の中に溢れるほどの想いと丹念な作業、気の遠くなるような時間の流れを感じます。

AIが何でも代わってくれる時代に、この手仕事でしか生み出せない魅力と

すばらしい日本の伝統工芸を見知らぬ創り手と一緒に新たな物として、

新しい日々の暮らしの中に繋げていけたらと考えています。そんな想いをあなたの生活の中にもお届けできたら嬉しいです。

 

安藤 貴美子 ANDO KIMIKO

多摩美術大学染織科を卒業後、1970年代後半から日本のテキスタイルデザイナーとしてパリのオートクチュールにも採用された松井忠郎の四季ファブリックハウス、サンフランシスコで刺青プリントTシャツで話題になった坂井直樹が帰国後に設立したウォータースタジオなどで腕をみがく。その後、仲間と共にデザイン事務所 スタジオ’K3を立ち上げファッションからインテリア、日常のファブリックにいたるまで幅広くデザインにたずさわる。出産を機にフリーに。以降しばらくの間デザインの世界を離れ、フルオーダーの洋服制作を行うかたわら、母の死をきっかけに着物の価値を再認識。着物リメイク作家としての活動を始める。