赤と黒の幾何学模様、縦横の赤のラインが印象的な絣の着物リメイクのワンピースとなります。
脇に生地を足した立体的なデザインなので身体に添って着やすい上に
前身頃の繋ぎ目部分の左右に内ポケットを付けています。
着ると便利ということだけではなく、
ポケットに手を入れた格好がとても決まっていて使いやすいです。
前身頃と後ろ身頃の二枚を繋げたデザインの場合、普通は袋ポケットは脇になります。
このデザインは袖口から長い一枚の細い生地を脇に足しているので前身頃と後ろ身頃の左右、
骨盤辺りに生地の繋ぎ目があります。
その繋ぎ目に袋ポケットを付けた洒落たデザインです。
私の洋裁は、自己流で自分でゼロから型紙を作れませんので、
本に付いている型紙や実際の服などを参考に色々な物からの良いとこ取りでアレンジしながら創っています。
立体デザインみたいなもので創りながら変わっていくこともあります。
立体的で着やすいこともありますが、見ているよりも生地とデザインがピッタリあって、
思っていた以上に幾何学模様も可愛いくてとても素敵なシルエットです。
最初は、ずっと濃紺だと思いこんでいた色も糸を合わせてみて黒だったと気が付きましたが、
赤と黒という組み合わせが着てみると、とても洒落ています。
写真ですと光沢があるように見えますが、絣の着物生地ですので、素朴な生地です。
ワイドパンツを組み合わせたり短めの丈のジャケットを羽織ったりと
アレンジして着ていただいても楽しそうです。
左右にポケット付きの着やすい立体的デザインのワンピース、
是非ともチャレンジいただきたいお勧めの一品です。
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