大きく粋なストライプ柄、二色使いのロングシャツ風着物リメイクのワンピースです。
色味自体は地味めですが、
反対色の二色の組合せは個性的で大胆な幾何学柄のストライプも和服っぽくない感じです。
若い方にもお楽しみいただけるような今風のワンピースになりました。
シャツカラーの衿と裾もYシャツのように丸くスリットされ後ろ身頃を少し長くしました。
ワンピースとして一枚で着ていただいても、下にパンツを組み合わせても、
ボタンを開けて羽織り物として薄手のコート代わりに着ていただいても素敵です。
ウエストをベルトやリボンでブルゾンさせたり、
着こなし方は色々にアクセサリーや小物類の使い方でも雰囲気を変えてお楽しみいただける素敵なワンピースになりました。
実は、一番注目していただきたい点がもう一つ、今回使用したボタンです。
この生地とデザインに合わせて注文したかのようによく合ったボタンです。
偶然見つけたボタンですが、
洋服をつくる上でボタンは重要で服を生かすも殺すもボタン次第と私は思っています。
ボタンの選び方はアクセサリーと同じようにセンスが問われますが、
魅力的なボタンはそれなりにお高く必要な個数を購入するとビックリする金額になることもあります。
販売価格に材料費としてのボタン代金を上乗せすると価格も上がってしまいます。
今回使用したボタンも決して安い物ではありませんが、
それ以上に服の雰囲気にピッタリ合う物と出会えたことが本当にラッキーでした。
燻し金に濃紺のラインのボタンは、この生地の為のオーダー品のようです。
そのおかげでワンピースの魅力もアップし生地とボタンが一体化したとても素敵な一品となります。
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