クレヨンで描いたようなストライプ柄の着物生地から創ったストール風アウターとなります。
横ボーダーで利用した紺地の生地は本来は縦ストライプ柄に染められた新品の反物です。
パステルカラーの柄をよくご覧いただくと松葉模様を組み合わせたデザインがラインになっています。
ラインとラインの間には細かいドット、小さな点の中央はドーナツ型に抜けています。
絞り染めを意識したデザインと思われます。
こんな細かな部分で印象は随分違ってきます。
小さなドットにまで創りての想いが感じられる丁寧な染色です。
今回はストールやカーディガン代わりに着ていただきたいアウターにしてみました。
鞄の中にクルクルと丸めて入れられるので、
がさ張らず脱いだり着たりしてもシワにならずに扱いやすく便利で重宝に使っていただけます。
私は仕事中に夏でもエアコンが効いてる時などには大判ストールを肩にかけていましたが、
よく椅子のキャスターの下敷きになったりしていました。
カーディガンなどを着ればいいのですが、着てしまうと脇も塞がるので今度は暑くなります。
肩にフワッとかかり腕までを軽くカバーしてくれる物が最適です。
そんな私自身の要望から何度も試行錯誤しながら出来上がったストール風アウターです。
以前に同じデザインの商品をご購入いただいたお客様から、
昔は「マーガレット」と呼ばれていたと教えていただきました。
オリジナルデザインではなく、いつの時代にも同じような気持ちの方がいらしたようです。
和服生地らしい上品な色合いで何色の洋服に合わせやすく、
絶対に重宝すること間違いなしのお勧めの一品になります。
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