レトロな柄、懐かしい色合いのフレンチスリーブのトップスとなります。
年代物の七五三か成人式の振袖の長襦袢の袖部分に使われていた生地だと思われます。
袖の部分だけでも三種類の生地を組み合わせてできていました。
物のない時代でもこんな風に工夫をしながら晴れ着を着せてあげたいと思う親心、頭が下がります。
丸の中に描かれたそれぞれの花のデザインと色合いに暖かみがあり、親しみのある柄行です。
霜降りグレーの柔らかい綿ジャージと組み合わせて、着心地の良い可愛らしい一品になったと思います。
袖口は折り返さず、紺色がアクセントになるように、巻きロックで始末しました。
波のようにヒラヒラとした動きがあり、パフスリーブを一層引き立ててくれます。
以前に同じデザインの服をご購入いただいた方が広げるとただの四角の生地なのに、
着るとこんなに動きが出て不思議!仕舞う時にも四角に畳めばいいので旅行の時にも便利ですね!っておしゃっていました。
おしゃる通り四角の生地を首と手が出るように縫い合わせているだけですが、シルエットはとても綺麗です。
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